【人工芝】メリット・デメリット15項目徹底解説！茨城の実例も紹介
「手入れが楽そうだし、人工芝のお庭にしようかな。でも、いいところばっかりじゃないよな…。」
このように、人工芝の庭を作ろうとして、メリットやデメリットが気になる人もいるでしょう。
人工芝には多くのメリットと同時に、デメリットがあることは確かです。
利点だけを知って人工芝を敷き、後悔することがあるかもしれません。
そうならないためには、特徴を正しく把握することが大切です。
本記事では、人工芝を敷いた場合のメリットとデメリットを解説しています。
特徴を把握すれば、デメリットも解消可能で満足度の高い庭づくりができます。
しっかり学んで綺麗で機能的な人工芝を手に入れましょう。
目次
人工芝を庭に敷く『メリット』
1）手間がかからない
2）普段の維持管理に費用がいらない
3）冬の間も緑を保つ
4）雑草・虫が発生しにくい
5）泥・土による汚れがない
6）日当たりが悪い場所でもOK
人工芝を庭に敷く『デメリット』
1）人工的な雰囲気が出る
2）劣化したとき再施工費用がかかる
3）芝を敷くときの費用が天然芝より高額
4）冬も緑で季節感が感じられない
5）バーベキューや花火はできない
6）自分で施工しようとすると難しい
7）施工精度が悪いとゴキブリなど虫の原因に
8）毛足の長いタイプは枯れ葉が絡まる
9）夏場は想像よりも熱くなる
茨城県の美しい人工芝の実例
タイルデッキ+人工芝でお手入れ楽々
植栽・コンクリートと調和した人工芝の外構
広々人工芝で物干しから子供の遊びまで
まとめ│しっかり計画して高級感のある外構に
人工芝を庭に敷く『メリット』
最初にメリットを解説します。
管理が楽な点がメリットとして宣伝されがちですが、ほかにも多くの利点があるので、把握しておきましょう。
1）手間がかからない
人工芝は「手間がかかりません」。
天然芝の場合、伸びた芝を芝刈り機でカットし、合間に生えた雑草を抜き、根に空気を行き渡らせる作業が必要です。
しかし、人工芝は成長しないので芝刈りは不要ですし、雑草や病気の心配はありません。
芝の手入れにかかる時間を、他のレジャーや家事に回せるのは最大のメリットです。
2）普段の維持管理に費用がいらない
「維持管理費用がいらない」点もメリットです。
維持管理の手間がいらないということは、芝刈り機の購入・メンテナンス費用、病虫害を防ぐ薬剤や追加の目土の費用など、手入れに関わる出費は不要です。
インフレであらゆる物の値段が上昇傾向にある今、出費を抑えられるのは嬉しい点です。
3）冬の間も緑を保つ
人工芝は枯れることがないので「冬の間も緑を保ちます」。
天然芝の場合は、品種にもよりますが冬枯れを起こして秋から早春まで寒々しい景色になります。
人工芝の青々とした緑は寒々しさを軽減してくれるでしょう。
4）雑草・虫が発生しにくい
「雑草や虫が発生しにくい」点もメリット。
人工芝を敷設する前に、下地として防草シートを張るため、土が露出せず雑草を抑制できます。
また、虫のエサや隠れ家となる雑草が抑制されるので、虫の発生も防ぐことができます。
雑草を抜く手間や、虫の室内への侵入を防げるのは多くの人が歓迎するところです。
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5）泥・土による汚れがない
土の露出がないので「泥・土による汚れがない」点にも注目です。
先述したとおり防草シートがあるので、土が靴・ペットに付着しません。
特に子どものいる家庭では、泥汚れが悩みのタネになることも。
泥・土によるストレスから解放される日を想像してみましょう。
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6）日当たりが悪い場所でもOK
天然の芝は、日当たりが悪いと密生せず育ちが悪くなります。
人工芝なら「日当たりが悪い場所でも問題ありません」。
日陰は多くの植物が育ちにくく、土のまま放置されがちです。
見た目もよくなく、どうにかしたいと考えてしまいます。
人工芝の”どこでも張れる”特徴で、日陰も綺麗に整備できます。
人工芝を庭に敷く『デメリット』
ここまで人工芝のメリットを見てきましたが、同程度気をつけておきたいこともあります。
把握すれば対策も取れるので、知っておきましょう。
1）人工的な雰囲気が出る
近年の人工芝は細く柔らかく、天然の雰囲気に近づけたものがありますが、それでも「人工的な雰囲気」を完全には隠せません。
また、天然に近いできのよい人工芝ほど単価が高いので、見た目を気にすると施工費用が高額になる点にも注意しましょう。
2）劣化したとき再施工費用がかかる
人工芝は永遠に使える訳ではなく、10年前後で貼り替えが必要になります。
日々のメンテナンス費用は不要ですが「再施工費用がかかる」ことを知っておきましょう。
天然芝と人工芝を値段で比べる場合「最初の施工費用＋日々のメンテナンス費用＋再施工費用」全てを足した金額で比較してください。
3）芝を敷くときの費用が天然芝より高額
最初に施工する費用も「天然芝より人工芝の方が高額」です。
天然芝が1m2あたり3,000円で施工できるとすると、人工芝は6,000円と2倍の費用が必要だと認識しましょう。
なお、天然芝も人工芝もグレードがあるので、費用の差は更に大きくなったり小さくなる場合もあります。
費用の差が気になる場合は、実際に見積もりを取ってみましょう。
4）冬も緑で季節感が感じられない
メリットの裏返しですが「冬も緑では季節感が感じられません」。
冬枯れの景色も視点を変えれば春の芽吹きに向かうサイクルのひとつ。
美しいと感じる人もいるでしょう。
季節感を感じたいなら、天然芝を選択しましょう。
5）バーベキューや花火はできない
商品によって耐熱温度は変わりますが「バーベキューや花火で融解」してしまいます。
天然の芝であれば部分的に焦げても、その周囲から根が伸長して段々と回復しますが、人工芝の場合一度焦げてしまうと元には戻りません。
部分的に再施工すると色の違いが気になり始めるので、焦がさないことを目指しましょう。
6）自分で施工しようとすると難しい
単にロール芝を敷くだけだと思う人もいますが「DIYは意外と難しい」です。
人工芝を敷く場合、まず既存の地面を均したうえで、排水経路を考えつつ緩い勾配をつけます。
（勾配をつけないと、次のデメリットの心配が生まれます）
さらに防草シートを切れ目がないよう、上手に重ねながら施工し、最後に人工芝を隙間がないように敷いていきます。
安く済ませようと自分で行うと、失敗してやり直しするはめになるかもしれません。
7）施工精度が悪いとゴキブリなど虫の原因に
6番目のデメリットと関連して「施工精度が悪いと虫が発生する原因に」なるかもしれません。
“人工芝”と調べると、ゴキブリ・虫といったキーワードで検索している人がいることに気づきます。
実は排水経路を考えずに施工したり、凸凹が生じることで常に湿った場所ができてしまい、虫が発生する可能性があるのです。
水はけの悪い土質や影に施工する場合は特に、業者への依頼をおすすめします。
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8）毛足の長いタイプは枯れ葉が絡まる
人工芝には短め長めと様々タイプがありますが「毛足が長いタイプは枯れ葉が絡まる」ことがあります。
ほうきで掃いても取れず、手で集めることになるかもしれません。
庭に大型になる落葉樹を植えている場合は、毛足の短いタイプを選択したり、天然芝の利用を検討してみましょう。
9）夏場は想像よりも熱くなる
最後に「夏場は熱くなる」ことを知っておきましょう。
天然芝は体内に水があるため、一定以上熱くならず裸足でも歩けます。
一方で人工芝は夏季、歩けないほどの熱さになります。
子どもやペットが人工芝の庭に出る場合は必ず、水を撒いたりパラソルで影を作ったりして、熱への対策を取るようにしましょう。
茨城県の美しい人工芝の実例
最後に、茨城県で見られる美しい天然芝のお庭の事例を見てみましょう。
プロの仕事の美しさを見てみてくださいね。
また、天然芝の質感を見て、あなたのお庭に合うかどうか考えてみましょう。
タイルデッキ+人工芝でお手入れ楽々
リビング外のタイルデッキの周囲を、人工芝で囲んだ外構です。
タイルも人工芝も水で流せば汚れが取れて、お手入れに配慮された仕上がりです。
木調のフェンスで囲んでいるので、タイル・人工芝部分にイスや机を出して、外でくつろぐこともできます。
植栽・コンクリートと調和した人工芝の外構
駐車場やアプローチをコンクリートやタイルで仕上げ、庭の面積の大部分を人工芝で覆ったお庭です。
シンボルツリーや花を植えている部分だけ土を入れて、お手入れに配慮しながら自然を感じられる仕上がりです。
天然芝は人工物ですが、植栽とマッチして非常に雰囲気のよい外構になりました。
広々人工芝で物干しから子供の遊びまで
最後に紹介するのはシンプルに全面を人工芝で覆ったお庭です。
何も置かず、何も植えていないので、逆に何でもできる空間になりました。
子どもが走り回る、洗濯物を干す、布団を干す。
どんな行動にも多目的に利用できる、万能性が魅力です。
まとめ│特徴を知って綺麗な人工芝を
人工芝のメリットとデメリットを紹介しました。
デメリットの方が項目が多く、心配になったかもしれません。
しかし日々の手入れが楽なのは想像以上のメリットです。
デメリットの多くも事前に知って、丁寧な施工を心がければ対策が取れるものです。
あなたの庭に合うのは天然芝か人工芝か、検討したうえで芝の庭を楽しみましょう。
もし、外構を検討しているのが茨城県南、または千葉県北部なら、エクステリア専門店のミモザガーデンへ相談してみませんか？
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