【外構】砂利を活用してお手軽におしゃれな見た目の家をつくろう
自宅の外構工事をする際、どのようなデザイン、どのようなつくりにしようか迷ってしまう方も多いかもしれません。
もし「少しでも、見た目をきれいにしておきたいな」そのように考えているのであれば、砂利を活用した外構整備を行うことをおすすめします。
砂利は価格も安く、コストを抑えつつ見た目を整えることができるため、初めて外構工事を行うという方にもおすすめです。
そこで今回は、砂利を活用した外構工事のコツについて紹介していきます。
目次
外構に砂利を使用することでこんなメリットがある
自宅の外構工事に砂利を利用することでどのようなメリットがあるのでしょうか。
砂利を敷き詰めた庭や駐車場を一度は目にしたことがある方も多いと思いますが、砂利にはさまざまなメリットがあるのです。
ここでは、外構工事に砂利を利用するメリットについて解説していきます。
防犯対策
砂利を敷き詰めることで上を歩くと音が出るため防犯対策になります。庭や駐車場など、外から侵入者が入ってきても必ず足音がするため、すぐ異変に気付くことができるでしょう。
防犯用の砂利も販売されていますが、あえて大きい音が出るように作られているため、通常の砂利と上手く使い分けて活用するのがおすすめです。
外構のなかでは比較的簡単にできる防犯対策ではないでしょうか。
ぬかるみ対策
砂利を敷き詰めることで水はけがよくなり、ぬかるみ対策になります。また、水たまりもできにくくなるため、雨の日で地面が濡れていても足をすべらせることなく安全に歩けるでしょう。
また、駐車場など一面コンクリートの場合水はけが悪く水たまりができてしまうことがあるため、夏場などはとくに虫が発生することがあります。
そのようなときにも砂利であれば水たまりができないので、衛生面においてもメリットがあるといえるでしょう。
おしゃれな見た目
砂利にはさまざまな形や大きさ、色合いがあります。そのようなバリエーション豊富な砂利を上手く活用できれば、見た目もきれいでおしゃれな外構を完成させることが可能です。
理想とするデザイン、スタイルに合わせて使用する砂利を選択することで自由な外構づくりができるので、エクステリアの施工事例やおしゃれな見た目の家を見かけたらどのような砂利を使用しているのかなど、参考にしてみるとよいかもしれません。
雑草対策
土が多いと雑草が生えやすくなってしまい、雑草が多いと処理が大変であるだけでなく、放置してしまうことで見た目も悪くなってしまいがちです。
しかし、砂利を使用していると雑草が生えにくいだけでなく、生えたとしても抜きやすいため管理がしやすくなります。
定期的に雑草の処理をするのが面倒くさいという方であれば、砂利を活用することでそのような手間を省くことが可能であるといったメリットがあるのです。
また、さらに雑草防止の性能を高めたいのであれば、除草シートを使用したり砂利を厚めに敷くなどといった工夫もあります。
施工費用を抑えられる
コンクリートを打つよりも砂利を敷く方がかかるコストは低く抑えることができます。しかし、砂利にはさまざまな種類があるため、使用する前にあらかじめかかる費用を確認する必要がありますが、砂利は比較的コストパフォーマンスは高いといえるでしょう。
ここまで紹介したメリットを踏まえたうえで、実際の外構工事にどのような素材を使用するかよく検討してみるのがおすすめです。
外構工事で駐車場に砂利を使用する場合は注意が必要
外構工事に砂利を使用するとコストパフォーマンスがよいだけでなく、見た目の自由さや雑草対策になるといったメリットがいくつか存在します。しかし、実際に砂利を利用してみると使いにくいなと思う部分もでてくるでしょう。
たとえば砂利は「掃除がしにくい」といったデメリットがあります。落ち葉などを掃く際に一緒に砂利を巻き込んでしまい掃除がしにくいと感じることがあるかもしれません。
また、白系の砂利は「汚れやコケが目立ちやすい」という弱点があります。車のタイヤが何度も通過したり、雨の日に靴底が泥で汚れている場合にはどうしても砂利にその汚れが付着してしまうのです。
そのような汚れが気になる方は、あらかじめ汚れの目立ちにくい青系やグレーといった色合いの砂利を選択するとよいでしょう。
どんな砂利を使用すればよい？
実際に外構工事で砂利を使用する際、どのような砂利を選択すればよいのでしょうか。砂利にはさまざまタイプのものがあるため、砂利を使用したくても肝心の砂利選びで迷ってしまうという方もいるかもしれません。
そこでここでは、砂利選びをする際の選び方について簡単なポイントを紹介していきます。
砂利の大きさで決める
砂利を使用する際、使う場所によって使用するべき砂利の大きさも異なります。逆に、砂利の大きさを間違えてしまうと見た目のバランスが悪くなってしまうのです。
使用場所とそれに適した砂利のサイズは以下のようになります。
①駐車場は中程度の大きさ
(引用:Amazon)
駐車場に利用する場合、砕石など中程度のサイズがおすすめです。頑丈さやリーズナブルに購入できるかを考慮して選択しましょう。1㎝～2㎝程度のものが一般的です。
②庭づくりは小～中程度の大きさ
(引用:Amazon)
庭のなかでも場所や使い勝手に応じてサイズを徐々に変えていくのがおすすめです。1種類で統一しても2～3種類を混ぜて使用してもよいでしょう。人が通る場所は小さめ、人が通らない場所は中程度など、コントラストを考慮してみるのもおすすめです。
③木の周辺には大きめのもの
(引用:Amazon)
木の周辺や置物の周りといった庭づくりのポイントとして利用するのであれば、大きめのサイズがおすすめです。その際傷つけないように丸形を選ぶのもポイントとなります。使う量は少なめなので、コストが少し高くなっても高品質なものを使用すると見た目もよくなるでしょう。
砂利の色合いで決める
砂利は色合いも種類が豊富です。そのため、見た目をよくするためには用途に応じて色を使い分けるようにしましょう。砂利の色選びのポイントは以下のようになります。
・白は使いやすい
(引用:Amazon)
砂利のなかでも一番オーソドックスな色で、和風・洋風どちらのタイプのデザインにも使用できます。汚れは少し目立ちやすいので、人や車があまり通らない場所に使用するとメンテナンスも簡単です。
・黒やグレーで高級感を
(引用:Amazon)
落ち着いた雰囲気の和風の庭をつくりたいのであれば高級感のある黒やグレーがおすすめです。なかでも那智黒石は水に濡れるとツヤがでるため、シックな雰囲気がより高級感を演出してくれます。
・ピンクやイエローはアジアンテイストに
(引用:Amazon)
アジアンテイストな雰囲気にしたいのであれば、ピンクやイエローといったカラフルな色合いのものを選びましょう。木や植物の周りに使用するとよりカラフルで見た目もおしゃれになります。
・ブラウンやベージュで洋風の雰囲気に
(引用:Amazon)
レンガを使用した洋風なつくりの家であれば、砂利も似たような色合いにすることで、よりおしゃれな見た目になります。
外構工事で砂利を使用する場合の費用相場は？
外構工事で砂利を使用する場合、敷き詰める砂利の種類や広さによって費用が異なります。砂利はコストパフォーマンスが良く、外構工事が初めての方でも管理がしやすいので、費用相場を見つつ検討してみて下さい。
・庭の砂利敷きの相場(1㎡/3,000円～4,000円)
30㎡の庭の場合：約90,000円～120,000円
・駐車場の砂利敷きの場合
車1台分の駐車場：約39,000円～52,000円
かかる費用については実際に施工を依頼する業者と事前に打ち合わせをしておきましょう。工事の工程によって費用は上下します。
まとめ
外構工事は施工範囲が広く、家の外観や内装と同じように自由な家づくりが可能となります。家の見た目は建物だけでなく外構によっても大きく異なるので、おしゃれな家に住みたいのであればこだわりをもってプランを立ててみて下さい。
その際何から手を付けてよいか、何を使用すればよいのか迷ってしまったら砂利を活用してみることをおすすめします。
ぜひ今回の記事を参考に、砂利を活用しておしゃれな見た目の家づくりを楽しんでみてください。
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