外構で目隠し!おしゃれで実用的なプライバシーの守り方3選

リゾート感を醸すおしゃれな目隠し

自然素材を使用したリゾート風の外構

新築を建てたあと、住んでみると外からの視線を感じることがあります。
対処法は2つ「建物で工夫する」「外構で工夫する」のどちらかです。

本記事では「外構で建物のプライバシーを守るための方法」について解説します。
外からの視線を遮ると室内が落ち着く空間になります。
おしゃれさと実用性を兼ね備えた方法を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 


目次
プライバシーが気になってしまう場所
外構でおしゃれに目隠しを図る方法3選
外構でプライバシーを守る場合の注意点
目隠しってDIYでできないの?
まとめ│外構で目隠しをしてくつろぎの空間を


 

プライバシーが気になってしまう場所

くつろぎの場所を守る目隠し

アメリカンスタイルの外構

最初に、建物の中でどんな場所でプライバシーを感じてしまうのかを考えましょう。

くつろぎの場所「リビング」

まずは「リビング」です。
テレビやスマートフォンを見ながら横になる場面も多いでしょう。
しかし、外からの視線を感じていては心からくつろげません。

プライバシーを守るには、リビングの窓から見える景色を把握することが重要です。
隣家の窓や道路など、視線が気になる対象を意識してから目隠しの計画を練ります。
おしゃれなフェンスや青々とした植栽を目隠しに使えば、リビングから見える景色もよくなり、プライバシーの確保とともに一石二鳥です。

外とのつながり「玄関」

外部との一番のつながり「玄関」も気にかけるべき場所です。
道路から玄関、リビングと一直線につながっていると、開閉のたびに室内が見えてしまうのではと気になってしまいます。

外構で対策する場合は主に2つの方法があります。
ひとつめは道路と玄関をつなぐアプローチを曲線でつなぐこと。
ふたつめは玄関と道路のあいだに目隠しを設けることです。

視線が気になる「お風呂」

最後は「お風呂」です。
最もプライバシーに気をつけるべき場所で、人影が見えないよう配慮すると外が気になりません。
視線を遮るとともに、お風呂の窓の直下に人が立てないよう植栽を配置すると、プライバシーに加えて防犯性能が向上するでしょう。

 

外構でおしゃれに目隠しを図る方法3選

具体的に、外構でおしゃれに目隠しをする方法を実例と一緒に見ていきましょう。

「植栽」で目隠し

ココスヤシのある中庭

ココスヤシのある中庭

まずは「植栽」で目隠しする方法です。

生け垣を代表として、枝葉を茂らせる木は外部からの視線を遮る役割を果たしてくれます。
季節ごとに花を咲かせたり、成長していくのを見守る楽しみもあるので、生活に彩りを添えてくれるのが特徴です。

一方で苗木を植えてしまうと、生育初期の頃は目隠しとしての役割を期待できません。
プライバシーの確保を目的とする場合は一定以上の大きさの木を選択する必要があります。

また、植える木の種類によっては大型化してしまい、お手入れの回数が増えてしまう場合もあります。
植栽での目隠しは魅力的な手法ですが、頻繁に手入れができない場合は本数を絞るなどの対策が必要です。

関連コラム

お手入れの少ない庭づくりに有効な「コンクリートを使った外構」について知りたい人へ
→お庭をコンクリートでおしゃれに彩るテクニック集♪茨城の外構実例

 

「木塀」で目隠し

植栽が映える外構

植栽が映える外構

「木塀」で目隠しをする方法もあります。

天然木を用いた塀は植栽と同様に独特の高級感を演出します。
芝生や枕木を用いたナチュラルなお庭にぴったりな選択です。

デメリットも紹介しておきましょう。
天然素材の特性上、2~3年で色が抜け落ちてしまいます。
脱色後の風合いも味があって好ましいですが、人によっては古く見えてしまうこともあるので、お庭のテイストとの相談が必要です。

「フェンス」で目隠し

タイルデッキのある外構

タイルデッキのある外構

最後に、最も一般的な「フェンス」を用いた目隠しです。

フェンスは外構素材を取り扱うメーカーから多用な製品が販売されています。
デザインや特性も製品によって大きく異なるので、できれば実際に見てから決めるとイメージとの乖離が少ないでしょう。

 

外構でプライバシーを守る場合の注意点

お子様と安全に遊べるプライベートガーデン

お子様と安全に遊べるプライベートガーデン

外構で目隠しを図る場合は注意点も存在します。
一度設置すると交換するには手間がかかるので、ぜひ把握しておきたいものです。

製品によって隙間が気になる場合も

1点目は既製品のフェンスを用いる場合の「隙間」です。

フェンスは製品によって幅や厚みが異なり、部材間の隙間も変わります
特に、用いられることの多いネットフェンスは目隠しの効果が少ないので注意が必要です。

設置してから目隠し効果が低いことに気づいても、交換には多額の費用がかかります。
製品を確定する前に、室内・室外それぞれの見え方をしっかり想像しておきましょう。

木の種類の使い分けに注意

植栽をする場合は「木の種類の使い分け」にも注意が必要です。

例えば、リビングの目隠しを目的として植栽するとき、落葉樹を植えてしまうと葉が散ってしまい、冬の時期に丸見えになるかもしれません。
一方で厚みのある葉を持つ広葉樹をリビングの窓の近くに植えてしまうと、冬の温かな日差しを遮ってしまうかもしれません。

関連コラム

木の種類を選ぶうえでのポイントはこちらの記事も参考にしてください
→シンボルツリーの後悔を防ぐチェックポイント|代わりになるアイデア事例も

植える場所、目的、周辺の状況で適した木の種類は異なります。
特に苗木を見て将来の姿を想像するのは難しいものです。
できれば、木を植える目的を明確にしたうえで、専門家に相談するのが望ましいでしょう。

>茨城県を中心に広く承っております。外構のご相談はお気軽にお問い合わせください

 

目隠しってDIYでできないの?

家で過ごす時間が長くなる昨今、目隠しを自分で施工する「DIY」を検討する人も増えています。
DIYで行う場合と業者に依頼する場合とで何が違うかも見てましょう。

DIYで行う場合

☑外構DIYの特徴
  • 費用を節約できる
  • 手直しが生じたとき自分で対処できる

自分で植栽やフェンスを立ち上げる最大のメリットは「費用を節約できる」ことです。

業者の人が動く人件費の分節約できます。
特に家を建てたばかりの人は、建築費の頭金のために貯蓄が少なくなっている場合もあるでしょう。費用を節約できるのは魅力的です。
また、傾きが生じた場合など手直しが必要なときも、自分で修正できるのもメリットです。

一方で、外構工事を行うには、スコップやバケツを始めとする資材の準備が必要になります。
施工精度を求める場合はレーザーレベルなど特殊な器具を購入する場合も。
一式の資機材を揃えると逆に費用がかかる場合もあります。

さらに、資機材を雨ざらしにできないので、倉庫など収納する場所も忘れてはいけません。
外部に一定のスペースが必要なことも認識しておきましょう。

業者に依頼した場合

☑外構を業者に依頼する場合の特徴
  • 綺麗な仕上がりになる
  • 耐久性が高くなる
  • 最適なアドバイスを得られる

一方で、業者に依頼すると施工内容にもよりますが、一定の費用を要します。

しかし、完成するものは植栽でも、フェンスでも、一直線に揃えられた「おしゃれで綺麗なものになる」でしょう。
しっかりした基礎を作るので高い耐久性を持ち、台風など暴風を受けても問題ない安心感があります。

さらに、多くの現場を施工した経験から、目的に合った最適な選択肢を提案してくれるでしょう。
目隠しを植栽で達成するなら適切な樹種と位置を。フェンスで達成するなら最適な製品や高さを提案してくれます。

施工が完了したあとも、自分で外構作業やガーデニングを続けない限りは業者に依頼することをおすすめします。

 

まとめ│外構で目隠しをしてくつろぎの空間を

カーポートと木塀でスッキリした外構

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家の「目隠しを外構で実現する方法」について解説しました。

植栽・木塀・フェンス。
さらに設置する場所や周囲の条件の把握。
目隠しをしてプライバシーが守られる生活を達成するためには、考えなければいけないことはたくさんあります。

どうすればいいか迷っているなら、身近な外構屋さんに気軽に相談してみてもよいかもしれません。

茨城県でおしゃれなお庭づくりをお考えの際は、エクステリア専門店のミモザガーデンへ。
外構専門店ならではのデザインアイデアをもとに、お客様のご自宅にピッタリなお庭プランをご提案いたします。

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牛久市のショーガーデンでは、実際のお庭デザインや建材のサンプルなどもご覧いただけます。お近くの方は、ぜひお気軽に遊びにいらしてください。

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