【アウトドアリビング】後悔する瞬間6選│後悔を知って満足できる空間づくりを

>室内2面に面した使いやすいアウトドアリビング(つくば市)

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「憧れのアウトドアリビング。採用してみたいけど、後悔することもあるのかな…?」

外と中をつなげるアウトドアリビングを実現したい人は多いもの。
一方で、このように感じて採用をためらう人も多いのではないでしょうか。

そもそも、アウトドアリビングとはサッシの外側に広めのデッキなどを設けて、室内の延長線に室外・室内の中間のような空間を設けることを指します。

リビングの外に設ければ、リビングの延長線上に広い空間ができ、室内が広く感じられるとともに、気軽に外に出られます。
寝室の外に設ければ、就寝前や起床後に、外の風を感じに気軽に出られる空間を得られるでしょう。

一方で、アウトドアリビングにはデメリットも存在します。
知らないまま作ってしまうと「こんなハズじゃなかった…。」と後悔の念に変わってしまいます。

そこで本記事では、アウトドアリビングで後悔を感じやすいポイントを6つ紹介します。

どんな点に後悔を感じやすいのかを知って、満足いくアウトドアリビングを実現しましょう。
後悔するポイントを紹介したあと、防ぐ方法も紹介するので、合わせて参考にしてみてくださいね。


目次
(1)隣家・通行人の目が気になる
(2)蚊を始めとした虫が気になる
(3)快適に使えるのは春と秋に限られる
(4)外で使う道具置き場になってしまった
(5)雨に濡れる場所のメンテナンスが大変
(6)広告の写真を真似してしまった…
まとめ│後悔しないアウトドアリビングを


(1)隣家・通行人の目が気になる

1つめの後悔ポイントは「隣家や通行人の目が気になる」ことです。

アウトドアリビングは何も対策を取らなければ、窓ガラスやカーテンといった視線を遮るものがないので、外部からの視線を感じやすいもの。
対策を取らずにアウトドアリビングを設けてしまうと、外部からの視線を避けるために、せっかく作ったのに利用する頻度が低くなってしまいます。

隣家・道路からの視線を想像する

>圧迫感の少ない天然木+塗装による目隠し(つくば市)

>圧迫感の少ない天然木+塗装による目隠し(つくば市)

対策は「隣家・道路からの視線を遮る」ことしかありません。

建築や外構の計画を立てるとき、アウトドアリビングを置く予定の場所に立ってみると、隣家の窓ガラスの位置や、視線を受ける道路の位置が分かります。
そういった場所とアウトドアリビングの間に塀や植栽を設置して、物理的に視線を遮ります。

くつろぎの時間を守るためには、外部からの視線を想像することが最も重要です。

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(2)蚊を始めとした虫が気になる

アウトドアリビングは外部なので「蚊を始めとした虫が気になる」こともあります。
頻繁に襲撃されるなら、外に出ることに抵抗を覚えてしまうでしょう。

費用をかけて、土地の一部を利用して設置したアウトドアリビングが、虫のせいで利用できなくなれば当然、後悔につながります。

虫除け対策を設計段階で考える

>タイルを多用して虫の発生が少ないお庭

>タイルを多用して虫の発生が少ないお庭

虫への対策も、建物・外構の設計段階で考えることが大切です。
具体的には、以下の対策が考えられます。

  • 蚊が卵を生む水たまりがなくなるようにする
  • 蚊取り線香を置くための台を設ける
  • 扇風機を回せる外部コンセントを準備(蚊は飛行能力が低いため)
  • 雑草は綺麗に刈る。手入れが難しければタイルなどを中心としたお庭に

こういった対策を取ることで、虫が発生しやすい環境を避け、さらに虫が発生しても寄せ付けないアウトドアリビングが実現できます。

(3)快適に使えるのは春と秋に限られる

アウトドアリビングは外部に設けるため、夏・冬は暑さ寒さが厳しく「快適に利用できる期間が春・秋に限られて」しまいます。

せっかく作った以上は、積極的に活用したいものです。
それでも近年の異常な暑さや、冬の寒い時期に外に出るのは抵抗があります。

夏・冬でも楽しめる工夫を考える

>利用できる期間を延ばす オーニングやサンルーム

>利用できる期間を延ばす オーニングやサンルーム

この場合は「夏・冬も楽しめる工夫」を考えてみましょう。

夏なら日差しを遮る工夫を加えたり、アサガオやゴーヤを用いたグリーンカーテンを利用するのも成長が感じられて楽しいものです。

冬は、寒い時期でも咲く花を鑑賞したり、イルミネーションを楽しむのも手です。
室内と室外の中間という位置づけを利用して、庭でコタツやストーブを置くのも一興です。

レクリエーション的要素に加えて、アウトドアリビングの役割を担うウッドデッキは、洗濯物や布団を干すのにも最適な場所です。
楽しむことだけでなく、実用的な機能も付与することで活躍の幅は広がってくれるでしょう。

(4)外で使う道具置き場になってしまった

外部と内部の中間的位置づけから「道具置き場になってしまった」というのも頻繁に聞かれる後悔です。

アウトドアリビングの設置を希望する人の多くは、庭も含めておしゃれに暮らしたい意識の高い人です。
しかし、室内のもの置ける、室外のものも置ける大変便利な場所であるため、何でも置いてしまい雑多な印象が出てしまいます。

たとえば、庭を整備するための園芸用具。冬用のスタッドレスタイヤ。子どもの外遊び用のおもちゃなど、様々です。

外用具の収納庫を別途設けておく

>隠しながらスッキリ収納できるガレージ

>隠しながらスッキリ収納できるガレージ

雑多な印象を避けて整頓するために「外用具の収納庫」を別に設けることをおすすめします。

先述した、外で利用するものはたくさんあるもの。
一方で玄関やシューズクロークの収納容量には限界があります。

外部に専用の倉庫を設けたり、ウッドデッキの下部に外で使用するものを置くためのボックスを置く場所を作るなど、雨に濡らさずに外部に置くものを収納できるスペースを確保しておきましょう。
ただし、ウッドデッキの下部は定期的に掃除できるように工夫しておくことも、落葉などから虫が発生する対策として考えることも大切です。

(5)雨に濡れる場所のメンテナンスが大変

雨に濡れる場所は、天然木だと「メンテナンスが大変」に感じてしまうかもしれません。

天然木の場合は、特に柔らかい樹種は雨と日光を直接受ける場所では、早期に劣化が始まってしまいます。

劣化を防ぐためには耐候性の塗料を定期的に塗る必要がありますが、アウトドアリビングとして利用するほど面積が大きい場合は塗布するのも大変です。
さらに、塗料の購入費用も必要になるので、メンテナンスの手間と費用で後悔を感じることもあるかもしれません。

擬木などメンテが楽な製品を検討

>長期間の使用に耐える擬木製のアウトドアリビング

>長期間の使用に耐える擬木製のアウトドアリビング

対処法として一番効果的なのは、アウトドアリビングとして設定した場所の直上に「屋根を設置する」ことです。
雨と直射日光が劣化の主な要因なので、雨と日光を避ける対策をとりましょう。

デッキを作る場合に、樹脂と天然木を混ぜた擬木や、非常に硬い特徴を持つアイアンウッドを利用するのも手です。
どちらの素材も再塗装や交換は必要ですが、柔らかい天然木と比べるとメンテナンスの頻度を抑えることができます。

設置費用自体は高額になってしまうので、材質や面積などを検討して、ちょうどよい塩梅を探しましょう。

(6)広告の写真を真似してしまった…

「広告の写真を真似た」ことも後悔に繋がる可能性があります。

CMやインターネット上の広告では、広いアウトドアリビングに大人数が集まり、日光がさんさんと当たる場所でバーベキューを行う写真が見られます。
こういった広告の情景を夢見て、写真の通りのおしゃれなアウトドアリビングを目指すと、実は後悔するかもしれません。

実際にアウトドアリビングを実現するとき、日光が当たれば暑さで疲労してしまいますし、住宅街で大々的にバーベキューをすれば近所への煙の問題も出てくるでしょう。

広告の写真を元に自分流にアレンジ!

憧れの情景があるなら「自分流にアレンジ」してみましょう。

自宅の周囲の環境、リビングとアウトドアリビングの関係と、理想とする情景とをマッチングさせることで、後悔を覚えず快適なアウトドアリビングが実現できます。
日光を遮断するためにオーニングを配置したり、バーベキューを行うにしても小規模にしたり、あるいはティーパーティーなら隣家に迷惑をかけることはありません。

あなたがやりたいことと、実際の家や周辺環境とをマッチさせて、快適なアウトドアリビングを作りましょう。

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まとめ│後悔しないアウトドアリビングを

>大きな窓を持つリビングと気軽に出られるウッドデッキ

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アウトドアリビングで後悔が生じる瞬間を6つ紹介し、後悔を感じないための方法を解説しました。

リビングとお庭をつないで、広がりを感じさせてくれるアウトドアリビングは、設置することで大きな満足を得られる設備です。
一方で、完全に外に露出する形になるので、隣家や道路など周囲の環境との関係が大事になってきます。

アウトドアリビングを持つことでどんな暮らしができるのか、詳細に想像してみましょう。

もし、外構を検討しているのが茨城県南、または千葉県北部なら、エクステリア専門店のミモザガーデンへ相談してみませんか?
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牛久市のショーガーデンでは、実際のお庭デザインや建材のサンプルなどもご覧いただけます。お近くの方は、ぜひお気軽に遊びにいらしてください。

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