トレンド感のあるアメリカン外構のデザインアイデア

西海岸風の外構デザイン

最近は、住宅街でアメリカンテイストの外構デザインを見かけることが多くなりました。

中でも人気なのは、ヤシの木やスチールフェンスで構成する西海岸風の外構デザインです。

今回はアメリカン外構の中でも西海岸テイストにスポットを当て、おしゃれなアイデアを一つずつ解説します。

スチールフェンスのサビや芝生の手入れなど、将来のメンテナンスも一緒にチェックしましょう。

 


目次
アメリカン外構のトレンドは西海岸風
アメリカン外構のおしゃれなアイデア
アメリカン外構でよくあるギモン


 

 

アメリカン外構のトレンドは西海岸風

一口にアメリカン外構と言っても、アーリーアメリカンやモダンアメリカンなどバリエーションはさまざま。

しかし最近のトレンドは、カリフォルニア地域などがモチーフの西海岸風外構です。

西海岸風の外構デザインはさわやかなリゾート感があり、日本の街並みや建物にもマッチしやすいのが特徴。

バイクや車、庭造りやBBQなどの文化とも相性が良く、コロナ過で休日の過ごし方を重視する方が増えたことも人気の理由です。

ラフなアメリカンフェンスやヤシの木などインパクトはあるものの、主張しすぎず飽きの来ないバランスの良さもおすすめポイント。

アメリカのカルチャーが好きな方もそうでない方も、ぜひ外構デザインの選択肢として検討してみて下さい。

 

アメリカン外構のおしゃれなアイデア

 

アメリカンフェンス

おしゃれなアメリカンフェンス

事例を見る⇒アメリカンスタイルの外構

「スチールフェンス」「PCフェンス」と呼ばれることもあるアメリカンフェンスは、西海岸テイストを再現できる人気の建材です。

パイプと金網だけで構成するシンプルなデザインですが、外周や門回りに使うだけでグッとアメリカ感が出ます。

人の立ち入りを防ぎながら光と視界は通すので、外構全体に開放感が生まれるのがアメリカンフェンスの特徴。

ホワイト・ブラックなどのカラーもありますが、リアルなアメリカン外構を再現するならシルバーの亜鉛メッキがおすすめです。

住まい全体に使ってもいいですし、門柱周りのアクセントとしてピンポイントで使うこともできます。

機能・デザインのバランスを考えながら、上手に採り入れてみましょう。

 

芝生

アメリカンフェンスと芝生の庭

事例を見る⇒お客様とつくったアメリカン外構

あざやかなグリーンの芝生も、アメリカンテイストの外構を目指すならぜひ採り入れたいアイデアの一つです。

本場アメリカでは芝生の仕上がりが住まいのステータスになることも多く、一家に一台芝刈り機があると言われています。

前述のアメリカンフェンスと芝生の組み合わせで、本格的な西海岸風の外構デザインを再現できます。

水やりや芝刈りの手間をかけたくない方は、人工芝を選択するのも一つの手。

最近はパルプの種類や太さに工夫してリアルな質感を再現した人工芝も多く、お手入れ不要でキレイなグリーンをキープできます。

 

天然芝と人工芝の違いについてはこちらのコラムでも詳しく解説しています。

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ヤシの木

ココスヤシのあるアメリカン庭

事例を見る⇒お客様とつくったアメリカン外構

ロサンゼルスやカリフォルニア地域のイメージがあるヤシの木も、西海岸風のアメリカン外構に欠かせないデザインです。

一般的な日本の庭木にはない葉の形状が特徴的で、シンボルツリーにすると外構がグッとおしゃれに見えます♪

ココスヤシ・ドラセナ・ソテツなどさまざまな種類があり、見た目だけでなく樹高や耐寒性が違うのでしっかりチョイスしましょう。

ただし生き物である木を植える以上、愛情を持ってお手入れをすることが求められます。勢いだけで植えると後悔することもあるので、将来のことまで考えて吟味してみてください。

 

シンボルツリーの考え方についてはこちらでも詳しく解説しています。

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枕木

枕木を使ったアメリカン外構

事例を見る⇒アメリカンフェンスを使用した外構

アーリーアメリカンなどビンテージなイメージの強い枕木ですが、さわやかな西海岸風の外構にもマッチするデザインアイデアです。

枕木は玄関までのアプローチ・門柱・花壇など使い道のバリエーションが豊富なため、採り入れやすいのもgoodポイント♪

シンプルな西海岸風の外構デザインに物足りなさを感じたとき、ちょっと可愛さをプラスしたいときに枕木はおすすめです。

 

枕木の種類や具体的な使い方については、こちらのコラムも参考にしてください。

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広い駐車場

2台分の大きなカーポート

事例を見る⇒アメリカンフェンスを使用した外構

土地の広さに余裕があれば、車・バイクライフをエンジョイできる広い駐車場もぜひ作りたいところです。

SUVやオフロード車が好きな方は、駐車場と組み合わせれば外観のおしゃれなアクセントにすることもできます。

普段の車出し入れもラクちんですし、家族の自転車を停めるスペースも確保しやすいので一石二鳥♪

お友達を集めてBBQパーティーをするなど、広い駐車場はアメリカ的なライフスタイルにも使えます。

 

アメリカン外構でよくあるギモン

 

Q.アメリカンフェンスは錆びる?

溶融亜鉛めっきのアメリカンフェンス

鉄を使っているアメリカンフェンスを選ぶ際、将来の錆びやすさやメンテナンスが気になる方も多いようです。

結論としては、溶融亜鉛めっきのスチールフェンスを選べばすぐに錆びてしまう心配は少ないです。

溶融亜鉛めっきは「ドブメッキ」「テンプラ」と呼ばれることもあるメッキ方法で、鉄製のボルト・ナットなどよく使われます。

溶かした亜鉛の中に浸してメッキするため、被膜が厚くなり耐久性が高いのが特徴です。

アメリカン外構でよく使われる「PCフェンス」を製造している朝日スチールによると、亜鉛メッキの耐用年数は以下の通り。

 

都市工業地帯 62年
田園地帯 113年
海岸地帯 25年

参照:朝日スチール工業株式会社(https://www.asahi-fence.co.jp/img/product/net/melting.pdf

 

塩害のある海岸地帯は25年と少し短めですが、それ以外の地域なら十分な耐用年数を持っています。錆に強いアルミフェンスも30年前後で交換することが多いので、アメリカンフェンスの錆びや耐久性が特別劣ることはなさそうですね。

 

Q.芝生の手入れは大変?

芝生を一面に敷いたアメリカン庭

芝生の項目でも少し触れましたが、基本的に天然芝はお手入れが必要になり、人工芝はメンテナンスフリーです。人によっては天然芝のお手入れが負担になってしまうこともあるため、メンテナンスのことを考えて選ぶのがおすすめ。

天然芝は夏の間毎日水やりが必要になります。スプリンクラーを設置すれば手間は省けますが、手で撒くのは大変になるかもしれません。

また春から秋口までは月1~2回の芝刈りも必要です。すき間から雑草も生えてくるため、美しく保つにはまめな除草もしなければいけません。

一方ロール状の人工芝は、一度敷いてしまえば基本的にお手入れは不要です。初期コストは天然芝より割高ですが、メンテナンス手間をかけたくない方にとっては効果的な選択肢です。

 

天然芝・人工芝の違いについてはこちらのコラムもご覧ください。

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Q.ヤシの木って難しくないの?

アメリカンテイストの庭に植えたヤシの木

南国発祥のイメージがあるヤシの木のメンテナンスについて心配する方も多いです。

結論からお伝えすると、日本の気候にもマッチする種類を選べばあまり手はかかりません。

代表的なココスヤシは耐寒性に優れていて、雪が降っても大丈夫なので日本でも育成しやすいです。

ただし庭植えだと5メートル以上になることもあるため、将来の剪定はプロに依頼する必要があるかもしれません。

逆にソテツという種類は生育が遅く樹高も高くなりませんが、耐寒性が低いので5℃以下になる時期は防寒が必要になります。そのままでは冬を越せない可能性が高いため、少しハードルが高いと言えるでしょう。

一口にヤシの木と言ってもさまざまな種類があるので、ライフスタイルや将来のことを考えて選んでください。

 

まとめ

トレンド感のあるアメリカン外構は、新築・リフォームどちらにもおすすめのデザインです。

スチールフェンス・芝・ヤシの木で手軽に本格デザインを再現できるので、ぜひ選択肢の一つとして検討してみてください。

施工事例一覧

【施工事例一覧】

 

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牛久市のショーガーデンでは建材サンプルを見ながらのご相談も可能ですので、ぜひお気軽に遊びにいらしてください。

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