モダン外構をセンス良く仕上げるコツ|おしゃれな外構事例を紹介

モダンテイストの駐車場

シンプルでスタイリッシュなモダンテイストの外構は、コストパフォーマンスが良く人気の選択肢。

しかし一口にモダンと言っても意外と種類やバリエーションが多く、どのような特徴があるのか分かりにくいですよね。

今回はモダン外構の基本的な種類やセンス良く仕上げるコツを詳しく解説します。

最後におしゃれなモダン外構の施工例も紹介しますので、新築外構・リフォームの参考にしてくださいね。

 


目次
意外と難しいモダン外構
モダン外構の種類
モダン外構をセンス良く仕上げるコツ
おしゃれなモダン外構施工例


 

意外と難しいモダン外構

基本的にシンプルなモダン外構ですが、センス良くおしゃれに仕上げるには細かいテクニックやこだわりが必要になります。

上手に設計すればローコストでおしゃれに仕上がりますが、一歩間違えると安っぽく見えてしまうケースも・・・。

私たち施工店の設計力やサポートが重要なのは言うまでもありませんが、センスの良いお店を選ぶにはお客様自身の知識もある程度必要です。

理想のイメージづくりにもつながりますので、モダン外構の作り方やおしゃれに仕上げるコツを覚えておきましょう。

 

モダン外構の種類

一般住宅で見かけることが多い、シンプル・ナチュラル・和の基本的なモダン外構について知っておきましょう。

ほかにもたくさんの派生モダンスタイルがありますが、まずはこの3種類で雰囲気をつかんでみてください。

 

シンプルモダン

シンプルモダンの外構例

ムダを省いたシンプルモダン外構は、クール・カッコいい系のデザインが好きな方にピッタリ。

コンクリート・アルミ・ガラスなど現代的な素材を使い、都会的なイメージに仕上げるのが特徴です。

シンプルモダンはどのような建物とも相性が良いので、新築外構・リフォームともにおすすめ。

 

ナチュラルモダン

ナチュラルモダンの外構例

シンプルモダンをベースに自然素材や草花をあしらい、優しいイメージで仕上げるのがナチュラルモダンスタイルです。

レンガや枕木といったビンテージ感のある建材が中心で、可愛らしいデザインが好きな方におすすめです。

ベージュやブラウン外壁のお住まいにも、ナチュラルモダン外構はピッタリ。

 

和モダン

和モダン外構の例

日本建築の要素と現代的なデザインをブレンドしたものが和モダン外構です。

和のイメージがありながらも古臭さがなく、純和風の日本家屋以外にもマッチします。

洗い出しやグレー・ブラックの石材などを使った、落ち着きのある雰囲気が特徴。瓦や竹など、日本ならではの素材をアクセントにするのも面白いかもしれません。

 

モダン外構をセンス良く仕上げるコツ

 

素材を統一する

統一感のあるナチュラルモダン外構

モダン外構全体で素材の統一感があると、デザインレベルが上がってグッとセンス良く見えます。

  • シンプルモダン:アルミ・コンクリート・ガラス・ブロック・樹脂など
  • ナチュラルモダン:アイアン・レンガ・天然石・しっくい・天然木など
  • 和モダン:瓦・玉石・しっくい・竹など

 

例えばナチュラルモダンなら、レンガや天然石など昔ながらの素材でまとめるのが基本。天然石の中にピカピカのアルミ門柱があったら、ちょっと違和感がありますよね。

アプローチ・フェンス・カーポートなど、目に見える部分の素材は一つのテイストで統一しましょう。

 

建物とカラーを合わせる

建物とカラーを合わせたモダン外構

どのモダン外構でも共通ですが、建物の外壁や玄関ドアとカラーを合わせるのも大切なことです。

上の写真のように外壁・門柱・アプローチのカラーがそろっていると、高級感がありセンスの良いお住まいに見えますよね。

玄関ドア・ポスト・カーポートなどのアルミ製品、外壁とブロック塀など、カラー組み合わせのバリエーションはたくさんあります。

建物+外構でカラーを合わせ、全体で3色程度にまとめるとさらにセンス良く見えるので意識してみましょう。

 

直線/曲線を使い分ける

曲線を使ったナチュラルモダンの駐車場

ブロック塀やコンクリート土間は直線のイメージがあると思いますが、曲線も上手く使うとセンスの良い雰囲気を作れます。

ナチュラルモダンはサークルやアーチを使うと柔らかい印象になり、素材の魅力も引き立ちます。コンクリート土間のスリットなど、ランダムな曲線も相性が良いです。

シンプルモダンの場合は、規則正しいパターンの曲線でより現代的なイメージが作れます。

和モダンは日本庭園のように、曲線アプローチで川の流れを表現するのが定番です。

 

立体感を出す

シンプルなモダン外構はのっぺりしたイメージになりやすいので、立体感を意識するとセンス良く仕上がります。

例えば上の写真のように玄関まで続くアプローチがあると、視線が誘導されて立体感を強調できます。絵画や写真で使われることが多い「リーディングライン」という考え方ですね。

手前と奥に物を配置するのも、立体感を演出する基本的なテクニック。

門柱・シンボルツリー・ポストなど、取って付けた感のない自然な物で奥行き感を出してみましょう。

通りから建物を見て、近景・中景・遠景の3階層を意識して配置するのがおすすめです。

 

シンボルツリーをプラス

グリーンと相性の良いナチュラルモダンはもちろん、シンプルモダンや和モダンも積極的にシンボルツリーを活用しましょう。

特にシンプルモダンは無機質なイメージが強いため、シンボルツリーの緑が対比となりお互いの魅力を引き立ててくれます。

ヤシの木でリゾート風にしたり、竹や松で和のイメージを強調したり、外構全体の雰囲気調整にも役立ちます。

 

照明で魅力アップ

ライトアップした玄関アプローチ

モダン外構はライトアップすると夜の姿がとても魅力的になりますので、ぜひこだわってみてください。

表札や玄関を照らす門灯と別にガーデンライトを配置すると、ホテルや庭園のような雰囲気をつくることができます。

お気に入りのレストランや夜景がきれいな公園など、素敵だと感じる場所のライティングをマネしてみるのがおすすめです。

 

おしゃれなモダン外構施工例

最後に、実際のおしゃれなモダン外構施工例をいくつかご紹介します。

 

施工例①:シンプルモダン

シンプルモダンの外構

スタイリッシュな建物に合わせ、コンクリートで構成したシンプルなモダン外構です。

 

グレーのコンクリートとタイルで統一した玄関アプローチ

グレーのコンクリートカラーで統一したシンプルな玄関周りですが、建物との対比でセンス良くまとまっています。

 

【詳細を見る】⇒勾配を生かした外構

 

 

施工例②:ナチュラルモダン

ナチュラルモダンの外構

天然石・枕木・木目などをバランス良く配置し、現代的なイメージとナチュラルのバランスが取れた外構になりました。

シンプルなオープン外構ですが、赤いポストと枕木、玄関までのスタンプコンクリートで奥行き感を演出。

 

コンクリート土間の天然石アクセント

 

冷たい印象になりやすいコンクリート土間は、天然石の埋め込みアクセントでナチュラル感をプラス♪

 

【詳細を見る】⇒石目調のスタンプコンクリートアプローチ

 

 

施工例③:アメリカンモダン

アメリカンフェンスを使ったモダン外構

シンプルな土間コンクリートにアメリカンフェンスやヤシの木を組み合わせた、アメリカンモダンの施工例です。

 

 

アメリカンモダンの外構

派手過ぎず流行に左右されないため、アメリカの文化が好きな方はもちろん、さわやかな外構に仕上げたい方にもおすすめです。

 

【詳細を見る】⇒アメリカンフェンスを使用した外構

 

 

まとめ

シンプルなモダン外構は流行に左右されにくく、これから長く暮らす新築、デザインを一新したいリフォームどちらにもおすすめです♪

意外とバリエーションが多いため、好みに合ったモダンテイストを見つけてみてください。

施工事例一覧

【施工事例一覧】

 

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